遊戯王とデュエマの違いを徹底解説!どっちが人気なのかも考察!

『ポケカ』と並んで20年以上愛されているTCGと言えば『遊戯王』と『デュエマ』ですよね。
正式には『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』と『デュエル・マスターズ』。
略すとどちらもDMです。
「あれ?どっちがどっちだっけ?」と悩んだ経験がある人も、多いのではないでしょうか。
今回はそんな『遊戯王』と『デュエマ』の人気の秘訣や違いについて、今さらながら解説していきます。
今回の見出し
- 遊戯王とデュエマの違いを徹底解説!
- 遊戯王とデュエマどっちが人気なのかも考察!
ぜひ、最後までお付き合いください。
Contents
遊戯王とデュエマの違いを徹底解説!

前半では、『遊戯王』と『デュエマ』の違いについて、歴史/基本情報/ルールの3点から見ていきます。

まずは2つのカードゲームの歴史について見ていくよ
成り立ちについては、漫画から始まったのが『遊戯王』、企業が仕掛けたのが『デュエマ』という違いがあります。
- 原作は1996年から『週刊少年ジャンプ』にて連載された『遊☆戯☆王』(作:高橋和希)。
- 作中で登場し、読者の人気を集めたオリジナルカードゲーム「マジック&ウィザーズ」を商品化したことがはじまりです。
- 1999年に2度商品化され、幻の「BANDAI版」と現在も続く「KONAMI版」が存在。
高橋先生によってデザインされたユニークなモンスター達は、現在も国内外の多くのファンに愛されています。
- 世界初のTCGとも言われる『マジック:ザ・ギャザリング』からの派生作品。
- アメリカの「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」社と日本の「タカラトミー」が仕掛けた商品です。
- 『月間コロコロコミック』で連載された漫画版(作:松本しげのぶ)も人気を集めました。
2002年に新発売して以降、かっこいいドラゴンや他作品とのコラボが国内の子供たちを虜にしています。

こうやって見ると2つの歴史やファン層は違うんだね
遊戯王とデュエマの基本情報!
『遊戯王』と『デュエマ』の発売年/発売元/カード種類/代表的なカードについて見ていきましょう。
発売年:1999年 ※KONAMI版
発売元:KONAMI
カード種類:モンスター/魔法/罠etc…
代表的なカード:「ブラック・マジシャン」/「青眼の白龍」etc…
発売年:2002年
発売元:タカラトミー
カード種類:クリーチャー/進化クリーチャー/呪文etc…
代表的なカード:「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」/「ボルシャック・ドラゴン」etc…

名前が少しややこしいだけで全く別のカードゲームだぜ‼
遊戯王とデュエマのルールの違い!
『遊戯王』と『デュエマ』には、勝利条件とデッキ構築において大きなルールの違いが存在します。
まずは、勝利条件の違いについてみていきましょう。
『遊戯王』では、お互いに8000ライフポイントを持ってスタートします
ライフポイントはモンスター同士のバトルやモンスターがいない場合の直接攻撃で減少
ライフポイントが0になるとそのプレイヤーは敗北となります
『デュエマ』では、シールドを5枚デッキの上からセットしてスタートします
シールドはプレイヤーを守る盾となり、相手クリーチャーにアタックされると破壊(ブレイク)され手札へ
シールドが0の状態で相手クリーチャーに直接攻撃されると敗北となります
次に、デッキ構築のルールについて見ていきましょう。
デッキ枚数:40枚以上60枚以下
エクストラデッキ:15枚以下
サイドデッキ:15枚以下
同名カード:3枚までデッキに入れることが可能
禁止/制限/準制限カード:0/1/2枚までしかデッキに入れることが出来ないカード

エクストラデッキやサイドデッキって何のこと?
- エクストラデッキ:「融合」/「シンクロ」モンスターカードなど特殊な召喚条件を持つカードを入れるデッキ
- サイドデッキ:スポーツで言うところの控え(リザーブ)のカードを入れるデッキ
- 大会では1マッチが2試合先取(最大3試合)で行われるため、1試合ごとに相手に合わせてサイドデッキとカードを入れ替えることが出来る。
デッキ枚数:40枚
同名カード:4枚までデッキに入れることが可能
殿堂入り/プレミアム殿堂入りカード:0/1枚までしかデッキに入れることが出来ないカード
プレミアム殿堂コンビカード:同時にデッキに入れることが出来ない組み合わせのカード

プレミアム殿堂コンビカードは同時に入れない場合は4枚入れることが出来るよ‼
このように、2つのカードゲームには様々なルールの違いが存在します。
それぞれ細かに決められたルールがあり、それをプレイヤーがきちんと守ることで20年以上愛されるカードゲームとなりました。
遊戯王とデュエマどっちが人気なのかも考察!

近年、『ポケカ』を筆頭に国産TCGが海外市場で大きく成長。秋葉原でも連日多くの観光客がカードショップに訪れています。
海外という点で見れば、軍配は世界75か国で展開する『遊戯王』に上がるでしょう。
一方、『デュエマ』は海外展開が上手くいっておらず、国内での人気がメインとなっています。

カードゲームの海外人気は漫画雑誌との関係が深くかかわっているよ‼
『遊戯王』は海外でも人気の『週刊少年ジャンプ』、『デュエマ』は『月間コロコロコミック』。
『ジャンプ』に比べて、『コロコロ』のような小学生向けコミック誌の海外浸透はいまいちなようです。
そのことが、海外での売り上げに影響しているのでしょう。
遊戯王とデュエマの人気度比較!
結論から言うと、国内の人気でも『遊戯王』に軍配が上がります。

そもそも国内で一番人気のカードゲームは何なの?

国内では圧倒的に『ポケカ』が人気だよ‼シェア率は50%を超えるほどだ‼
ここでは、WEB上でカードショップの2024年の月別売り上げ報告を検索して集計。
その結果、『遊戯王』が平均2.75位と『デュエマ』の平均3位を上回りました。

ちなみに、4位は『ワンピカ』で5位は『ヴァイス』だぜ‼
このように、現在は国内外で『遊戯王』が『デュエマ』より人気と言えますね。
世代間の人気の違いも考察!
大人世代には『遊戯王』、子供世代には『デュエマ』、世代間の人気はこのようにすみわけされている考えます。

具体的にどんな理由が考察されるんだろう?
お金がかかるコレクションの人気が高い
サイドデッキなど競技性が高く緻密なゲーム設計
「にじさんじ」コラボなど柔軟な戦略が子供人気
雑誌展開は小学生向けの『月間コロコロコミック』
主にこんなところでしょうか…これはあくまで筆者自身の意見ですのでご了承ください。
これだけ長く楽しまれているカードゲームですので、大人から子供まで幅広い人気があることは間違いないでしょう。
まとめ
この記事では、遊戯王とデュエマの違いを徹底解説!
遊戯王とデュエマどっちが人気なのかについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。
今回のまとめ
- 遊戯王とデュエマの違いを徹底解説!
- 『遊戯王』は1999年にKONAMIから発売、『デュエマ』は2002年にタカラトミーから発売‼
- 『遊戯王』はライフポイントを0にすると勝利、『デュエマ』はシールドを全てブレイクし直接攻撃すると勝利‼
- 遊戯王とデュエマどっちが人気なのかも考察!
- 海外でも国内でも『遊戯王』が優勢‼
- 子供世代では『デュエマ』、大人世代では『遊戯王』が人気‼
国内外で20年以上楽しまれているカードゲームが、たくさんあることは誇らしいですよね。
近年は構築済みデッキの内容も強化されていて、安価でも強いデッキを作って楽しめるので気になる方はぜひ始めてみてください。