デュエマアドバンスとは?オリジナルとの違いも徹底比較!

『デュエル・マスターズ』(通称:『デュエマ』)は、『ポケモンカード』や『遊戯王』と並んで20周年を突破しました。
ご長寿カードゲームの仲間入りを果たしたデュエマですが、今でも新規プレイヤーを集めるために様々な工夫をしています。
具体的には、2つのフォーマット「オリジナル」と「アドバンス」が挙げられるでしょう。
当記事ではアドバンスとは何か、オリジナルとの違いについても解説していきますよ。
今回の見出し
- デュエマアドバンスとは?
- デュエマアドバンスとオリジナルとの違いも徹底比較!
ぜひ、最後までお付き合いください。
Contents
デュエマアドバンスとは?

アドバンスとは、デュエマを遊ぶためのフォーマットの1つです。

フォーマットは、ルールと似たような言葉だよ
デュエマでは2021年に、現在のオリジナル/アドバンスへルールが変更されました。
次項では、新ルールのアドバンスについて詳しく解説していきますよ。
デュエマアドバンスの基本概念!
アドバンスとは、現在発売されている全てのカードを使える遊び方を指しますよ。
詳しい基本概念は、以下の通りです。
- 殿堂レギュレーションから名称変更
- フォーマットの内容は変更なし
- 現在発売されている全てのカードを使用可能
- 殿堂/プレミアム殿堂/プレミアム殿堂超次元コンビは除く
- 外部ゾーンも利用可能
- ゲーム開始時から存在するカードも使用可能
主な特徴は、上記③と④に挙げられる特殊なカードを使えることです。

外部ゾーンを使うためには、特別なデッキを用意する必要があるぜ‼
アドバンスでは、使えるカードの種類が多いため、戦略性の高いデュエルを楽しむことが出来ます。

デュエマの歴史では、2万枚を超えるカードが発売されてきたよ‼
一方で、初心者には複雑で難しいことも事実です。
そこで、新規プレイヤーに向けた新たなルールが登場することになります。
詳しくは、後半で解説していきますよ。
アドバンスおすすめカードのランキング!
今回は、強力なデッキ構築に必須のおすすめカードを2枚紹介します。
それは、「真気楼と誠偽感の決断」/「轟く覚醒 レッドゾーン・バスター」の2枚です。
- 収録パック:『王道W 第1弾 邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~』
- 発売年:2025年4月19日
- 使用デッキ:「光水ヘブンズ・ゲート」etc…
- 相場価格:5,540円

オリジナルでも大活躍の新カードだぜ‼
- 収録パック:『20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ』
- 発売年:2022年2月19日
- 使用デッキ:「光水ヘブンズ・ゲート」/「リースモルトDREAM」etc…
- 相場価格:2,720円
最新のカードから3年以上前のカードまで、様々なカードが活躍していることが分かりますね。
デュエマアドバンスとオリジナルとの違いも徹底比較!

後半では、アドバンスとオリジナルの違いや人気について比較していきます。

そもそも、オリジナルはどんな遊び方なの?
デュエマのオリジナルとは、40枚のデッキのみを用いて戦う遊び方を指しますよ。
詳しい基本概念は、以下の通りです。
- 2ブロック構築から名称変更
- フォーマットの内容も変更
- 40枚のデッキに入るカードのみ使用可能
- 殿堂/プレミアム殿堂/プレミアム殿堂超次元コンビは除く
- 外部ゾーンは利用不可
- ゲーム開始時から存在するカードは利用不可
主な特徴は、上記③と④に挙げられるメインデッキ以外のカードを使えないことです。

初心者にとって複雑すぎるから、無い方が始めやすいよね
このように、オリジナルでは初心者でも分かりやすい、シンプルなデュエルを楽しむことが出来ます。
デュエマアドバンスとオリジナルのルールの違いとその影響!
違いを一言でいうと、玄人向けがアドバンス、初心者向けがオリジナルです。
ルールの違いをまとめると、以下の通りです。
- 使用可能なカード
- アドバンス:現在発売されている全てのカード
- オリジナル:40枚のデッキに入るカードのみ
- 外部ゾーン
- アドバンス:使用可能
- オリジナル:使用不可
- ゲーム開始時から存在するカード
- アドバンス:使用可能
- オリジナル:使用不可
前述のように、戦略性の高いルールはアドバンス、シンプルで始めやすいルールはオリジナルとなっています。

デッキを作るためのお金についてもルールの違いが影響しているよ
デッキを初めて作る際、オリジナルの方が安価に強いデッキを組めます。
なぜなら、アドバンスで強いデッキを組むには、高価な外部ゾーンのカードを使う必要があるからです。
カードゲームの鉄則として、強力な効果を持つカードや今は販売されていない古いカードの値段は高騰します。
そして、初登場が2010年となる外部ゾーンのカードは、この鉄則に当てはまります。

オリジナルはお金の面から見ても初心者に優しいんだね
デュエマアドバンスとオリジナルどちらが人気?
現在、人気を比較するとオリジナル優勢と言えるでしょう。

やっぱりアドバンスの敷居は高そうだね…
優勢の理由として、前述したシンプルなルールと安価でデッキを組めることの他に、目標となる大会が多いことが挙げられます。
中規模大会であるチャンピオンシップ(通称:CS)を参考に比較してみましょう。
- 開催場所
- 全国のカードショップ
- 参加人数
- CS25:25~49名
- CS50:50名~
- 景品
- CS25:優勝賞(1枚)/TOP8賞(4枚)/TOP64賞(参加賞)
- CS50:優勝賞(1枚)/TOP8賞(8枚)/TOP64賞(50~64枚)
- 参加方法
- DMPランキングに登録し、参加表明

初心者から上級者まで、誰でも楽しめる大会だぜ‼
ここでは、25年5月度に東京都で行われたCS大会の開催数を比較してみます。
アドバンス:計11大会
オリジナル:計114大会
開催数で比較すると、オリジナルがアドバンスに10倍の差をつける結果となりました。
このように、人気の中心であるカードショップが、明らかにオリジナルのCS大会を優先して開催している事実があります。
このことは、オリジナルの人気の高さを証明していると言えますね。
まとめ
この記事では、デュエマアドバンスとは?
デュエマアドバンスとオリジナルとの違いも徹底比較、について解説してきましたがいかがでしたか。
今回のまとめ
- デュエマアドバンスとは?
- 現在発売されている全てのカードを使える遊び方
- おすすめカードは「真気楼と誠偽感の決断」と「轟く覚醒 レッドゾーン・バスター」
- デュエマアドバンスとオリジナルとの違いも徹底比較!
- 玄人向けのルールがアドバンス、初心者向けがオリジナル
- CS大会の開催数から見ると、圧倒的にオリジナルが人気
初心者から上級者まで、色々な層に向けてルールや商品を開発してくれる制作会社には、頭が上がりませんね。
2つのルールに対応する新しいカードを作ることは、決して容易ではありません。
このような企業努力が、デュエマというコンテンツが20年以上続いた大きな要因でしょう。